Q:そもそも接骨院(整骨院)ってどんなところ?
A: 接骨院は、ケガ(捻挫・打撲・肉離れなど)を中心に、痛みや不調を改善する「国家資格者がいる施術所」です。
スポーツでのケガ、日常生活での負傷、姿勢の崩れや慢性的な腰・肩の痛みなど、さまざまな問題に対応します。
Q:柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格はどうやったらとれる?
A: いずれも厚生労働大臣が認定する“国家資格”です。
指定の専門学校や大学で 3年以上学び、国家試験に合格すること が必要です。
Q:資格を取るとどんなことができるの?
■ 柔道整復師
スポーツ外傷や日常生活のケガの施術
捻挫・打撲・肉離れなどの応急処置
骨折・脱臼の応急処置(整復および固定)
ポイント:医師以外で骨折・脱臼の整復(元に戻す処置)ができるのは柔道整復師だけ。
■ 鍼灸師(はり師・きゅう師)
はり・きゅうを用いた施術
経穴(ツボ)や筋肉への刺激で自然治癒力を高める
肩こり、腰痛、自律神経の乱れ、美容など幅広く対応
■ あん摩マッサージ指圧師
あん摩・マッサージ・指圧の施術
疲労回復、血行促進、筋緊張の緩和など
法律(あん摩マッサージ指圧師等に関する法律)で「独占業務」として認められています
Q:これらの資格を取ると、どんな場所へ就職できるの?
A: 活躍の場はとても広いです。
● 接骨院・整骨院
ケガや痛みの施術を行う代表的な職場。
● 鍼灸院
美容鍼・自律神経ケアなど専門性を活かす場所。
● 病院・クリニック
リハビリ部門、整形外科などで勤務。
● 介護・福祉施設
機能訓練指導員として働ける場合もあり、需要が高い。
おまけQ&A
Q:AIが発達しても、この仕事はなくならないの?
A: AIやロボットが進化しても、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の仕事は 「人にしかできない領域」 が多く、全面的に置き換わる可能性は低いと言われています。
理由は3つあります。
① 身体に触れ、状態を見極める「触診」はAIが代替しづらい
筋肉の張り、関節の可動域、痛みの反応などは、人の手 でしか分からない情報が多く存在します。
② 患者とのコミュニケーション・心理的ケアは人間特有
痛みや不調を抱える人に寄り添い、会話しながら安心感を与える行為は、AIが苦手とされる分野です。
③ 国家資格者の施術は法律で認められた「人間の判断」が必要
骨折・脱臼の整復固定、鍼灸施術、マッサージなどは、
現行の法律で 「人の判断」 を前提としており、機械・AIには代行できません。
現在も医療分野でAIのサポートは広がっていますが、柔道整復・鍼灸・あん摩マッサージ指圧の領域は AIが補助となり、人が中心となる仕事 です。
むしろAIとの組み合わせにより、今後の活躍の場はさらに広がる可能性があります。
以上Q&Aでした!
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